環境憲章

基本理念

私たちは、生物多様性に配慮した企業活動を基本とし、長期的な視野に立って、地球規模での環境保全に取り組み、循環型社会の形成に貢献します。

  • 「生物多様性」とは、一般に、同じ種内でも遺伝子に差がある「種内の多様性」、様々な生物種が存在する「種間の多様性」、および多様な自然環境に応じた「生態系の多様性」の三つの多様性を指します。

基本方針

  • 地球温暖化対策を推進します。
  • 森林資源の保護育成を推進します。
  • 資源の循環利用を推進します。
  • 環境法令の順守はもとより、さらなる環境負荷の低減に努めます。
  • 環境に配慮した技術・製品の開発を目指します。
  • 積極的な環境コミュニケーションを図ります。

日本製紙クレシア環境目標2030

1. 温室効果ガス排出量を削減する

(1)温室効果ガスの削減

  • 直接排出する温室効果ガス排出量を2013年度比で45%削減する
  • 生産における総エネルギー原単位を前年比1%改善する
  • ステークホルダーとの協働により、間接排出する温室効果ガスを削減する

2. 資源の創出と循環利用を促進する

(1)森林資源の保護育成と生物多様性に配慮した森林経営を推進する

  • 継続可能な森林管理のもと生産された原料の使用を推進する
  • 国内森林資源(日本製紙融通パルプ等)の活用を推進する

(2)資源の循環利用を促進する

  • 製品に使用する材料のバイオマス素材利用を促進する
  • 資源の循環を促進するリサイクルシステム(家庭用品、ヘルスケア用品、業務用製品)の構築に取り組む

3. 環境負荷を低減する

(1)製造工程で発生する環境負荷を削減する

  • 2018 年度比で、大気汚染物質 10%、水質汚濁物を15%削減する
  • 生産拠点における産業廃棄物の最終処分量を 2%以下に維持する
  • ライフサイクル全体で環境影響の少ない製品・サービスを社会に提供する
  • 日本製紙各工場との協働で環境負荷低減を図る