社員紹介
量販統括部 営業主任
佐々木 大輔
経済学部経済学科
入社2014年
自信を持って商談へ向かう力となる
品質を裏付けるブランド力
Interview.1日本製紙クレシアを選んだ理由
良いものを作り販売してきた歴史と そこに甘んじることなく前進する姿勢
大学で経済学を学んでいたので、就職活動では最初は金融業界なども考えたのですが、メーカーで営業として働く父の影響もあり、次第にそちらに興味を持つようになりました。良いもの、求められるものを作って売る、そのシンプルな商売の仕組みに魅力を感じ、最後はメーカーだけに絞っていました。当社に関しては、日常生活を送るにあたって毎日大勢の人に使われるティシューやトイレットロールを扱っていること、クリネックスやスコッティという誰もが知るブランドを持っていることに魅かれました。そして、そのブランド力に甘んじることなく、より良い商品を作っていこうとする姿勢に共感し入社を決めました。
Interview.2私の仕事
商品をどう販売していくか計画し 時期やエリアなどを考慮しお取引先に提案
入社してから現在まで家庭用品の営業として、販売店への提案活動を行っています。最初の配属は東北営業支社で、主に代理店や地元のドラッグストア、スーパーマーケットにティシューやトイレットロールなどを提案していました。2020年に本社の量販統括部へ異動となり、全国でチェーン店を展開しているような規模の大きいドラッグストアやホームセンターなどを担当しています。どういう時期に、どのような商品をどのくらいの価格で、どのくらいの量を売っていくかという年間の販売計画を考えたりしています。当社の商品をスムーズに販売していただけるように、その販売計画をお取引先と共有し、エリアや店舗に来店される客層を考慮し、より良い商品の提案を行っています。
Interview.3求められるスキルやマインド
先輩方が築いてきたお取引先との関係性 それを生かし、さらなる商品展開を図る
当社は誰もが知っているブランド、歴史ある商品を多く扱っているので、当然、お取引先との間には長い年月をかけて先輩方が築いてきた関係性があります。そこをうまく引き継ぎ、自分のところでどう生かしていくかということが、当社のような企業の営業には求められると思っています。歴史があるが故に高い品質を求められ、プレッシャーを感じることもありますが、だからこそ、商品の魅力、価値をしっかり伝えていくことが大切だと思っています。例えば3倍巻きの長持ちトイレットロールであれば、ロールの取り換え頻度が少なくなり、長く使えるなどの一般消費者向けのアピールに加えて、小売店在庫の省スペース化につながることなど、お取引先にとってどういったプラスがあるかをしっかり伝え、少しでも商談で成果を上げられるように取り組んでいます。
Interview.4仕事のやりがい・日本製紙クレシアの魅力
営業の仕事を支える 商品の高い品質と良好な職場関係
クリネックス、スコッティというブランドは長期にわたって培ってきた品質の良さがあり、それをバックボーンに商談に臨めるので、商品力に営業の仕事を支えてもらっていることを実感しています。また、職場の人間関係が良いことにも助けられています。私たちの部署のお取引先のご担当者は長年その業界に勤めていて知識や経験が豊富な方が多く、厳しいことを言われて戸惑う場面もあります。そのような時には先輩方に適切なアドバイスをいただいて乗り切っています。仕事に困れば上司だけでなく歳の近い先輩、同僚もよく相談に乗ってくれますし、後輩から何か質問されればこちらも応えるようにしています。風通しの良い居心地の良い職場です。時には、営業なのでお取引先からの急ぎのご要望に応えるために残業することもありますが、年間を通して見れば多くはないですし、有給休暇なども取りやすく働きやすいと思います。
1日の流れ
- 8:30出社 、スケジュール確認・メール確認
- 9:00商談資料・見積作成
- 10:30お取引先との商談
- 12:00昼食
- 14:00提案書作成
- 16:00顧客売り場の商品陳列シミュレーション
- 17:30事務処理
- 19:00退社
Interview.5私のこれからと目標
長持ちトイレットロールを広めながら 森林を守る会社であることも伝えたい
当社で取り扱う商品全てに関わってみたい、営業の仕事を突き詰めたいという大きな目標があります。直近の目標では、当社が力を入れている「3倍長持ちトイレットロール」の販売をもっと伸ばしたいですね。少し前までは長持ちロールを使われている方は全体の10%程でしたが、今では約35%に達しています。さらには50%超えを目指しています。この商品は通常の12ロール分が4ロールとなり、芯や包装資材の量も減りました。スペース効率が良いので、輸送ではトラックで3回運んでいた分を1回で運ぶことができるようになり、CO2の排出量削減など地球環境への負担を軽減することにつながります。製紙業界は森林を伐採しているイメージがあるかもしれませんが、適切に管理された森林から木材を調達し、商品化して、そして次につながるように植林を行っています。また、以前から飲料の紙パックを原料として再利用するなど、環境問題に積極的に取り組んできた業界ということも皆さんに知ってもらいたいですね。
Interview.6学生へのメッセージ
いろいろなことに興味を持って動いてみる その行動力、経験が営業力の糧となります
当社は早くから責任のある仕事を任せてもらえます。入社後の研修では、常に先輩が支えてくれますが、担当を持つようになったら、1番の頼りは自分です。私も東北営業支社で新人だった頃には、町中にある一般薬局を回って、営業として必要な気づかいやコミュニケーションの取り方を学びました。また、新しい試みとして、一箱1000円の高級ティシュー「クリネックス至高 極」を、日本製紙の工場がある石巻市のお土産店向けに提案しました。目標を決めてチャレンジする、結果を検証して次につなげることが大切です。学生時代からそういうことを意識していれば早くから活躍できると思います。また、お取引先にはさまざまな年代の方がいます。どのような方とでも会話が弾むように、多くのことに興味を持って、それらを吸収し自分の力にできると良いと思います。好奇心旺盛な人と一緒に働けるのを楽しみにしています。