社員紹介
東京工場 工務部施設課
加藤 寛貴
工学部電気電子工学科
入社2014年
大学で学んだ電気の知識を生かして
責任ある立場で工場の電気設備を担当
Interview.1日本製紙クレシアを選んだ理由
幅広い業種で必要とされる電気設備技術職 身近なもの、必要とされるものに関わりたい
電気電子工学科で電気回路を始め広く電気を学んできたので、それを生かせる職業を探しました。工場設備の電気関係の仕事に興味を持って調べると、幅広い業界で仕事ができることがわかり、身近なもの、必要なものを作っているところならば、親近感もわき、一層やりがいがあるのではないかと思い当社を希望しました。
Interview.2私の仕事
新設工事からメンテナンスまで 工場の電気の全てに関わる電気設計の仕事
入社後しばらくは、電気部品に限らず製図を担当し、その後、簡単な設備の導入工事に関わり、センサーなどのメンテナンスも行っていました。そして、4年目には、静岡県にある関係会社の工場「クレシア春日」で、紙を抄く機械の立ち上げに関わり、大きなプロジェクトの主要な電気工事を任されました。それまでは既存の工場の設備に何かを加えるようなことがほとんどでしたが、クレシア春日では何もないところに新しい設備を設置するので、まず電気使用量やどこに何を設置するかの検討から始まり、電源工事、照明工事、制御関係などいろいろと勉強になりました。現在、東京工場で電気設備・工事の企画立案、設計、施工管理、検査装置導入などを行っていますが、その時の経験は今の仕事のベースとなっています。
Interview.3求められるスキルやマインド
一人ではできない大規模工事 周りと協力して進める計画性と コミュニケーション力
クレシア春日のような大規模工事になると、1年半後、2年後の立ち上げを目指し、各々の知識や経験を生かしてチームのメンバーとして関わります。立ち上げから逆算して、スケジュールを組んで進めるので計画性が必要です。「ここまでにこれだけやる」ということを常に意識しています。また、大きなプロジェクトは一人でできるものではないので、自分の考えと相手の考えのバランスが取れること、上司、同僚、現場担当、業者など、プロジェクトに関わる仲間と協力していけるコミュニケーション力も不可欠だと思います。
Interview.4仕事のやりがい・日本製紙クレシアの魅力
入社後数年で大きなプロジェクトを担当 幅広く設備に関わることができる面白さ
技術職で入社すると数年後には大きなプロジェクトに加わるケースもあります。製品を製造する設備を担当することもあり、プレッシャーもありますが、導入した設備が稼働して製品を作っているのを見るとやりがいを感じます。そして、自分が製造に関わった商品を店頭で見ることができるのは、生活に身近なものを製造しているメーカーで働く良さだと思います。また、私の所属している部署では設備全般に関われるので、いろいろなことに挑戦できる面白さがあります。
1日の流れ
- 8:00出社、工事業者と事前ミーティング
- 8:30工事開始、工事立会
- 10:00デスクワーク(工事計画、見積確認等)
- 13:30工事進捗確認
- 14:30デスクワーク(工事計画、見積確認等)
- 16:00動作確認、工事終了
- 17:00退社
Interview.5私のこれからと目標
機械制御部分の知見を積んで いずれは電気主任技術者となって 工場の電気保安責任者へ
電気関係の知識の中で制御系の部分をもっと身につけたいと思っています。自分で勉強をしながらも、今はより詳しい人にお願いすることもあるので、規模にもよりますが、自分一人で制御電気関係を含めた工事を担当してみたいですね。また、電気関係では電気主任技術者という資格を取得すると、工場の電気保安責任者になることができます。その勉強には学生時代から学んできている電気の知識が生かせるので、必ず取得し、工場の運営に貢献したいと思っています。
Interview.6学生へのメッセージ
いろいろなことに挑戦したい その思いを当社で実現してください
就職活動中はまず自分が何に重点を置いているかを考えて、その考えが仕事とあっているか確認していくことが大切だと思います。当社は一人の技術者が担当する範囲が広く、いろいろなことに挑戦できます。一つ仕事を経験すると、その先の仕事へ、別の業務へと、できることが広がっていくことを実感しています。私も最初は電気とは一見関係のない製図や設備導入を担当しましたが、現在、工事の全景を把握するにあたってその経験が大事な糧となっています。電気や機械の知識を生かしたいという思いがあれば、頑張れると思います。いろいろなことに興味を持っている人と一緒に働きたいですね。